ミニ図鑑 市場編

ミニ図鑑 淡水編

ミニ図鑑 淡水編

 県内には、大淀川や五ヶ瀬川をはじめとして500を超える川があります。
 源流域から河口の干潟に至るまで様々な水辺の環境があり、そこには多種多様な生きものたちが暮らしています。

 ここでは、水産試験場の調査等で確認された生きものたちを紹介しています。

【言葉の説明】
 生活様式の
 ・純 淡 水:一生を淡水で過ごす種
 ・通し回遊:繁殖のために海と川を行き来する種
 ・周 縁 性:本来海で生活しているものが餌などを求めて
       川まで入り込んできたり、河口の干潟で生活
       している種




川の上流でみられる生きもの

on CLICK!!

(分布)静岡県、福井県以西の本州、四国、九州
(県内分布)県内各地の河川上流域
(全長)10cm
【ちょっと一言】
・県内河川の上流域では、必ずと言っていいほど見られる魚です
・体表がぬるぬるしているため、「あぶらめ」と呼ばれます
ヤマメ、サクラマス

on CLICK!!

(分布)北海道、神奈川県、山口県以北の本州、九州
(県内分布) 県内各地の河川上流域
(全長)ヤマメ:30cm、サクラマス:60cm
【ちょっと一言】
・成長のため海に下るものをサクラマス、河川で一生を過ごすものをヤマメと呼びます
・一生を河川で過ごすものにも、ダム湖などを利用して大型化するものがいます
・宮崎県が本種の分布の南限です
・成長を促すため、一時期を海で養殖することも行われ始めました
ニジマス

on CLICK!!

(分布)カムチャッカ、アラスカ〜カリフォルニア
(県内分布) 五ヶ瀬川、御池など
(全長)80〜100cm
【ちょっと一言】
・県内では山間部で養殖が行われています
・日本へは1877年以降数回にわたり持ち込まれ、各地へ広まりました
オオヨシノボリ

on CLICK!!

(分布)北海道を除く日本全国
(県内分布) 大きな河川の流れの速い上中流域
(全長)10cm
【ちょっと一言】
・ヨシノボリの中では最も大きくなる種です
・胸びれと尾びれの付け根の黒い斑紋が目立ちます
・産卵期の雄は体全体が黒くなります

on CLICK!!

(分布)北海道東部・琉球列島を除く日本全国
(県内分布)河川の流れの速い上中流域
(全長)10cm
【ちょっと一言】
・オオヨシノボリとほぼ同じ大きさです
・頬のコバルトブルーに輝く斑紋が美しい魚です
サワガニ

on CLICK!!

(分布)本州、四国、九州及び周辺の島嶼部
(県内分布) 県内各地の河川上流域及び山間部の水田など
(甲幅)2.5cm
【ちょっと一言】
・宮崎県では唯一、一生を淡水で過ごすカニです
・雄はどちらか片方のはさみが大きくなります
・体色は青白系から赤褐色系までさまざまです
ヤマトヌマエビ

on CLICK!!

(分布)茨城県、鳥取県以南の本州、四国、九州、南西諸島、インド洋、西太平洋
(県内分布)大きなダムのない河川の上流域
(体長)5.7cm
【ちょっと一言】
・木々が覆い被さるようなやや暗い川を好みます
・遡上能力が非常に高く、ある程度の堰堤やダムは乗り越えてしまいます
・尾の青い斑紋と体側の赤い点列がきれいです
ヒラテテナガエビ

on CLICK!!

(分布)千葉県、島根県以南の本州、南西諸島、小笠原諸島、韓国、台湾
(県内分布) 河川の上流から中流域
(体長)9.2cm
【ちょっと一言】
・流れの強いところを好みます
・大きなダムなどがあると、それ以上は遡上できないことが多いです
・他のテナガエビと比べて、がっちりした体型です


川の中流でみられる生きもの

カマツカ

on CLICK!!

(分布)岩手県・山形県以南の本州、四国、九州、壱岐、朝鮮半島、中国北部
(県内分布) 県内各地の河川中流域
(全長)20cm
【ちょっと一言】
・砂礫底を好み、驚くと砂の中に潜る習性があります
・白身で肉質もよいため、塩焼きなどにして食べられます
ウグイ

on CLICK!!

(分布)琉球列島を除く日本全国、サハリン、アムール川、沿海州から朝鮮半島東岸
(県内分布) 県内各地の河川
(全長)30cm
【ちょっと一言】
・ヤマメのように海へ下るものと、一生を川で過ごすものがいます
・本県での降河、残留の割合等はよくわかっていません
・産卵期には、体側に黒とオレンジのラインがはっきり現れます
・本県では「いだ」と呼ばれます
オイカワ

on CLICK!!

(分布)関東以西、四国の瀬戸内側、九州、朝鮮半島、台湾、中国南東部
(県内分布) 県内各地の河川中流域
(全長)15cm
【ちょっと一言】
・繁殖期の雄は体側が青緑色とオレンジ色になり、とても美しいです
・流れのあるところを好みます
カワムツ

on CLICK!!

(分布)中部以西の本州、四国、九州、淡路島、小豆島、壱岐、五島、朝鮮半島南東部
(県内分布) 県内各地の河川中流域
(全長)15cm
【ちょっと一言】
・体側の黒色のラインが目立ちます
・繁殖期の雄は体の下半分がオレンジ色になります
・川の淵を好みます

ヤマトシマドジョウ

on CLICK!!

(分布)九州、山口県
(県内分布)耳川、一ツ瀬川
(全長)8~10cm 
【ちょっと一言】
・砂と泥が混じった底質を好みます
・県内での分布は限られています
・大淀川水系には、これとよく似たオオヨドシマドジョウが生息しています
アリアケギバチ

on CLICK!!

(分布)福岡県那珂川から鹿児島県川内川、宮崎県大淀川
(県内分布)大淀川水系
(全長)12~25cm
【ちょっと一言】
・ナマズに似るが、ヒゲが8本あり、黄色がかった斑紋があることなどで見分けられます
・本県では、絶滅危惧TA類に分類されており、生息はきわめて限定的です
アユ

on CLICK!!

(分布)北海道西部以南
(県内分布) 県内各地
(全長)10~30cm
【ちょっと一言】
・宮崎市から延岡市にかけて各地で養殖されています
・河川へは放流もされており、県内各地で見ることができます
・五ヶ瀬川の鮎やなをはじめ、釣りや投網等で漁獲されます
オヤニラミ

on CLICK!!

(分布)淀川・由良川以西の本州、四国北部、九州北部
(県内分布) 北川
(全長)13m
【ちょっと一言】
・スズキ目の中では唯一、一生を淡水で過ごします
・北川では10年ほど前から確認されており、再生産しているものと思われます
・北川への移入経路はよくわかっていません
ドンコ

on CLICK!!

(分布)愛知県・岐阜県・富山県以西、四国、九州
(県内分布) 県内各地の河川中流域の流れの緩やかなところ
(全長)25cm
【ちょっと一言】
・大きな頭、大きな口が特徴です
・口に入るサイズなら何でも食べてしまう大食漢です
・一生を淡水で過ごし、孵化した稚魚はすぐに底生生活に入ります
シマヨシノボリ

on CLICK!!

(分布)北海道を除く日本全国
(県内分布) 内陸部を除く河川の中流域
(全長)7cm
【ちょっと一言】
・頬にミミズのような模様があるのが特徴です
・繁殖期の雌は、おなかがきれいな青色になります
クロヨシノボリ

on CLICK!!

(分布)北海道・東北地方を除く日本全国
(県内分布)小河川の上中流域
(全長)8cm 
【ちょっと一言】
・頬に小さな赤点があるのが特徴です
・淡色の雄は本県のヨシノボリの中では最もきれいです
ボウズハゼ

on CLICK!!

(分布)関東以西の太平洋側
(県内分布) 県内各地の河川中流域
(全長)12cm
【ちょっと一言】
・口と胸びれの吸盤を使い、垂直な岩でも登ってしまいます
・縄張りを作るため、鮎の友釣りにかかることがあります
ミゾレヌマエビ

on CLICK!!

(分布)茨城県以南、新潟以南の本州、四国、九州、南西諸島、韓国
(県内分布) 県内各地の河川中下流域
(体長)3.4cm
【ちょっと一言】
・県内河川ではよく見かける種です
・大きなダムなどより上流には分布していません
ミナミテナガエビ

on CLICK!!

(分布)千葉県、島根県以南の本州、南西諸島、小笠原諸島、韓国、台湾、中国
(県内分布) 県内各地の河川中下流域
(体長)10m
【ちょっと一言】
・ヒラテテナガエビに比べてスマートな感じです
・雄のはさみは体の長さを超えるほど長いです
・はさみの部分の毛は少ないことで、テナガエビと見分けられます
・頭胸甲に明瞭な3本の斜め線があります


川の下流や池でみられる生きもの

ニホンウナギ

on CLICK!!

(分布)北海道日高地方、石狩川以南、朝鮮半島南部、台湾、中国、フィリピン、ベトナム
(県内分布)県内各地
(全長)100cm
【ちょっと一言】
・宮崎県はウナギの養殖全国3位です
・近年、絶滅危惧種に指定されたため、資源を増やすための取組が行われています
オオウナギ

on CLICK!!

(分布)利根川以西、長崎県以西、インド洋、太平洋の熱帯、亜熱帯域
(県内分布)県内各地の河川下流域
(全長)220cm
【ちょっと一言】
・体にまだら状の斑紋があるのが特徴です
・そのため、県内では「ごまうなぎ」と呼ばれることがあります
・とても大型になる種です
コイ

on CLICK!!

(分布)関東平野、琵琶湖・淀川水系、岡山平野、四万十川
(県内分布)県内各地
(全長)60cm
【ちょっと一言】
・西諸地区には鯉料理店が多く、食文化として根付いています
・一ツ瀬ダムでは大規模な網いけす養殖が行われています
・コイヘルペス病蔓延防止の観点から、近年放流は行われていません
ギンブナ

on CLICK!!

(分布)日本全国
(県内分布)県内各地の河川中下流域、池等
(全長)25cm
【ちょっと一言】
・ギンブナには雄がおらず、三倍体で雌性発生します。
ゲンゴロウブナ

on CLICK!!

(分布)琵琶湖・淀川水系
(県内分布)大淀川水系
(全長)40cm
【ちょっと一言】
・全国各地に放流され、ダム湖などでは自然繁殖しています
・釣り人の間では「へらぶな」とも呼ばれます
タイリクバラタナゴ

on CLICK!!

(分布)アジア大陸東部、台湾
(県内分布)大淀川水系、加江田川
(全長)6〜8cm
【ちょっと一言】
・日本には1940年代にハクレンの稚魚などに混じり持ち込まれました
・本県には自然分布しているタナゴ類はいません
・ニッポンバラタナゴが分布する地域では交雑が問題となっています
ハス

on CLICK!!

(分布)琵琶湖、福井県三方湖
(県内分布)大淀川、御池
(全長)30cm
【ちょっと一言】
・琵琶湖のアユ種苗とともに全国に広がったと言われています
・コイ科の中では珍しい魚食性です
モツゴ

on CLICK!!

(分布)関東以西の本州、四国、九州、朝鮮半島、台湾、アジア大陸東部
(県内分布)県内各地の河川下流域や流れの緩やかな水路等
(全長)8cm
【ちょっと一言】
・繁殖期には雄は体色が黒くなり、頭部には追星が目立つようになります
・本県では情報不足種に指定されています
ビワヒガイ

on CLICK!!

(分布)琵琶湖、瀬田川
(県内分布)大淀川水系
(全長)20cm
【ちょっと一言】
・東北地方から九州まで各地に移植されているようです
・ヒガイの仲間は二枚貝の中に産卵します
・本種の分布は移入によるものと思われますが、経路は不明です
タモロコ

on CLICK!!

(分布)関東以西の本州、四国
(県内分布)大淀川、耳川
(全長)10cm
【ちょっと一言】
・本種の分布は移入によるものと思われるが、経路は不明です
ドジョウ

on CLICK!!

(分布)日本全国、台湾、朝鮮半島
(県内分布)大淀川水系、清武川水系、川内川水系等
(全長)11〜12cm
【ちょっと一言】
・水田等で繁殖するため、早期水稲、乾田化などで本県では生息数を減らしています
・本県では準絶滅危惧種に指定されています
ナマズ

on CLICK!!

(分布)石狩川南西部から九州、中国、台湾、アジア大陸極東域、朝鮮半島
(県内分布)県内各地の河川下流域、農業用水路、ため池
(全長)60cm
【ちょっと一言】
・孵化した稚魚にはヒゲが6本あるが、しばらくすると4本になります
・夜行性で、小魚やカエルを食べます
・本県では準絶滅危惧種に指定されています
イッセンヨウジ

on CLICK!!

(分布)神奈川県以南の太平洋側、琉球列島、台湾、香港、西太平洋、マダガスカル
(県内分布)県中部以南の河川下流域
(全長)19cm
【ちょっと一言】
・ヨウジウオの中では最も淡水域での生活に慣れた種です
・流れのあるところを好みます
カダヤシ

on CLICK!!

(分布)ニュージャージー州からメキシコ
(県内分布)大淀川水系、加江田川、宮田川
(全長)3〜5cm
【ちょっと一言】
・日本へは1916年に持ち込まれました
・卵胎生で、卵ではなく直接仔魚を生みます
・特定外来生物に指定されており、許可無く飼養、保管、運搬すると罰せられます
ミナミメダカ

on CLICK!!

(分布)大船渡以南の本州太平洋側、鳥取県岩見以西の本州日本海側、四国、九州、南西諸島
(県内分布)県内各地の河川中下流域、農業用水路、ため池等
(全長)4cm
【ちょっと一言】
・従来一種類とされてきたメダカが、2012年に2種類に分けられました
・水田等で繁殖するため、早期水稲、乾田化などで本県では生息数を減らしています
・本県では準絶滅危惧種に指定されています(メダカとして)
オオクチバス

on CLICK!!

(分布)北アメリカ南東部
(県内分布)県内各地の河川下流域、ため池やダム湖、御池
(全長)30〜50cm
【ちょっと一言】
・日本へは1925年に持ち込まれ、その後全国へ広がりました
・魚食性が強く,在来種に与える影響が大きいため各地で駆除活動が行われています
・特定外来生物に指定されており、許可無く飼養、保管、運搬すると罰せられます
ブルーギル

on CLICK!!

(分布)北アメリカ中東部
(県内分布)県内各地の河川下流域、ため池やダム湖、御池
(全長)25cm
【ちょっと一言】
・日本へは1960年に持ち込まれました
・雑食性で、他の魚の卵を食べます
・特定外来生物に指定されており、許可無く飼養、保管、運搬すると罰せられます
ナイルティラピア

on CLICK!!

(分布)アフリカ大陸西部、タンガニイカ湖以北のナイル川水系、イスラエル
(県内分布)大淀川水系
(全長)50cm
【ちょっと一言】
・かつては各地で養殖されていて、「いずみだい」「ちかだい」の名で流通していました
・プランクトン食性です
・雌が卵や仔魚を口腔内で哺育します
ジルティラピア

on CLICK!!

(分布)アフリカ大陸赤道以北、パレスチナ
(県内分布)宮崎市内の農業用水路
(全長)35cm
【ちょっと一言】
・背ビレの黒い斑紋が目立つものが多いです
・ナイルティラピアとは違い、口腔内哺育はしません
カマキリ

on CLICK!!

(分布)神奈川県、秋田県以南の本州、四国、九州
(県内分布)県内各地の河川中下流域
(全長)20cm
【ちょっと一言】
・本県の淡水域にすむ唯一のカジカ科の魚です
・アユカケとも呼ばれます
・遡上力は弱く、井堰などがあるとそれより上流へは上れません
・本県では準絶滅危惧種に指定されています

カワアナゴ

on CLICK!!

(分布)茨城県以南の本州太平洋側、福井県以西の日本海側、四国、九州、種子島、屋久島、済州島
(県内分布)県内各地の河川下流域
(全長)25cm
【ちょっと一言】
・ハゼの仲間だが、胸びれは吸盤状になりません
・オカメハゼ、テンジクカワアナゴ、チチブモドキとの区別が難しいです
ヌマチチブ

on CLICK!!

(分布)北海道、本州、四国、九州の海に流入する河川、朝鮮半島、千島列島
(県内分布)県内各地の海に流入する河川の中下流域
(全長)15cm
【ちょっと一言】
・よく似た種に「チチブ」がいるが、背ビレの形や胸びれの模様で見分けることができます
スミウキゴリ

on CLICK!!

(分布)南西諸島を除くほぼ日本全国、朝鮮半島、済州島、河北省、浙江省、サハリン
(県内分布)県内各地の海に流入する河川の中下流域
(全長)9cm
【ちょっと一言】
・春、稚魚は群れをなして川を遡上します
・日南で行われる「のぼりこ漁」は、ウキゴリ類やチチブ類の遡上稚魚を対象にした伝統漁法です
・稚魚は中層に浮かんでいることが多く、名前の由来にもなっています
・本県では準絶滅危惧種に指定されています
ミナミヒメミミズハゼ

on CLICK!!

(分布)奄美大島、沖縄島、久米島、石垣島、西表島
(県内分布)酒谷川、北川、清武川
(全長)4cm
【ちょっと一言】
・2008年に新種記載された魚です
・そのため、分布域については今後広がっていくと思われます
カムルチー

on CLICK!!

(分布)アムール川から長江までの中国北・中部、朝鮮半島
(県内分布)小丸川水系、大淀川水系、平地のため池など
(全長)30〜80cm
【ちょっと一言】
・日本へは1923〜24年に奈良県へ移植されたのが最初と言われています
・本県では普通「らいぎょ」と呼ばれます
・上鰓器官と呼ばれる呼吸器官があり、空気呼吸を行うことができます
ヌマエビ

on CLICK!!

(分布)千葉県、京都府以南の本州、四国、九州、南西諸島
(県内分布)県内各地の海に流入する河川の中下流域
(体長)4cm
【ちょっと一言】
・ミゾレヌマエビ同様、県内河川ではよく見かける種です
ヒメヌマエビ

on CLICK!!

(分布)千葉県、鳥取県以南の本州、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島、台湾、インド洋から西太平洋
(県内分布)県内各地の海に流入する河川の下流、河口域
(体長)2.5cm
【ちょっと一言】
・小型のエビで、カーラーバリエーションが豊富で美しい種です
ミナミヌマエビ

on CLICK!!

(分布)静岡県、京都府以南の本州、九州
(県内分布)県内各地の河川中下流域、ため池など
(体長)2.9cm
【ちょっと一言】
・ヌマエビの仲間では、唯一純淡水で生活する種です
トゲナシヌマエビ

on CLICK!!

(分布)千葉県、鳥根県以南の本州、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島、台湾、インド洋から西太平洋
(県内分布)県内各地の海に流入する河川の中下流域
(体長)3.6cm
【ちょっと一言】
・名前のとおり額角が短いのが特徴です
オニヌマエビ

on CLICK!!

(分布)和歌山県、鹿児島県大隅半島以南、南西諸島、台湾、西太平洋
(県内分布)酒谷川
(体長)7.7cm
【ちょっと一言】
・本県では、2013年に水産試験場が確認したものが初記録と思われます
スジエビ

on CLICK!!

(分布)屋久島以南を除く日本全国、韓国、中国、ロシア
(県内分布)県内各地の河川の中下流域、御池、ため池など
(体長)6.3cm
【ちょっと一言】
・スジエビには、一生を淡水で過ごすものと幼生が海へ下るものとがいます
・両者は体の模様の濃淡等で見分けることができます
テナガエビ

on CLICK!!

(分布)本州、四国、九州、韓国、台湾、中国
(県内分布)県内各地の海に流入する河川の下流、河口域
(体長)8.6cm
【ちょっと一言】
・はさみの部分に毛が密に生えていることで、ミナミテナガエビと見分けられます
・頭胸甲の模様は不明瞭です
アメリカザリガニ

on CLICK!!

(分布)北アメリカ
(県内分布)県内各地の河川中下流域、農業用水路、ため池など
(体長)12cm
【ちょっと一言】
・日本へは1927年にウシガエルの餌として持ち込まれました
・オレンジや青、白などの個体もおり、ペットとしての人気は高いです
・自然界では、稲の食害や水田の漏水の原因などとして問題となっています
モクズガニ

on CLICK!!

(分布)小笠原諸島を除く日本全国、朝鮮半島、台湾
(県内分布)県内各地の河川中下流、河口域
(甲幅)7.5cm
【ちょっと一言】
・本県では「やまたろうがに」と呼ばれることが多いカニです
・県南部では「かにまき汁」としてよく食べられます
・遡上能力が高く、ダムなどを越えていくことがあります


河口域や干潟でみられる生きもの

アカエイ

on CLICK!!

(分布)南日本、朝鮮半島、台湾、中国沿岸
(県内分布)県内各地の河口、砂底域
(全長)50cm
【ちょっと一言】
・潮干狩りの時などに見かけることがあります
・尾びれに毒棘があり注意が必要です
イセゴイ

on CLICK!!

(分布)新潟県から琉球列島まで断続的、朝鮮半島、済州島、ハワイ、インドから西太平洋
(県内分布)仔生期は各地の河川汽水域に出現
(全長)80cm
【ちょっと一言】
・ウナギの仲間と同じくレプトケファルス幼生期があります
・成魚は「ミニ図鑑市場編」で探してみてください
テングヨウジ

on CLICK!!

(分布)相模湾から種子島の太平洋岸、琉球列島、台湾、東インドから太平洋
(県内分布)県内河川の下流、河口域
(全長)25cm
【ちょっと一言】
・ペアでいることが多いです
・雄のおなかに卵をつけて孵化まで保護します
ボラ

on CLICK!!

(分布)日本全国、朝鮮半島、台湾など全世界の暖かい海域
(県内分布)県内各地
(全長)60cm
【ちょっと一言】
・河川のかなり上流まで遡上します
・本県の河口域では最も目にする機会が多い種だと思います
・ボラの仲間はたくさんいて、小さいときは見分けるのが難しいです
アカメ

on CLICK!!

(分布)静岡県浜名湖から鹿児島県志布志湾、内之浦湾、種子島、大阪湾、香川県
(県内分布)大きな川の河口域、幼魚はコアマモ帯
(全長)100cm
【ちょっと一言】
・日本固有種
・本県では指定希少野生動植物に指定されています
・そのため、県内では許可無く捕獲、飼育等はできません
・また、条例に違反して捕獲等されたものを所持、譲渡することもできません
スズキ

on CLICK!!

(分布)南西諸島を除く日本全国、朝鮮半島
(県内分布)県内各地
(全長)100cm
【ちょっと一言】
・よく似たヒラスズキとともに、ルアー釣りで人気の魚です
・出世魚で、セイゴ→フッコ→スズキと名前が変わります。
ヒラスズキ

on CLICK!!

(分布)石川県、兵庫県、島根県以南、茨城県から種子島までの太平洋岸
(県内分布)県内各地
(全長)80cm
【ちょっと一言】
・スズキより体高が高く、平たい感じに見えることが名前の由来になっています
・成魚は外洋に面した荒磯でよく釣れます
・汽水域では、20cmくらいまでの幼魚がよく見られます
ギンガメアジ

on CLICK!!

(分布)本州中部地方以南、インドから太平洋の熱帯、温帯域
(県内分布)県内各地
(全長)70cm
【ちょっと一言】
・本県では「えば」と呼ばれる魚の仲間です
・県内にはよく似た魚で、ロウニンアジ、カスミアジ、オニヒラアジが見られます
・淡水域では、20cmくらいまでの幼魚がよく見られます
チャイロマルハタ

on CLICK!!

(分布)高知県沖ノ島、琉球列島、インド、西太平洋
(県内分布)県南部
(全長)100cm
【ちょっと一言】
・県内ではあまり見られない種です
・写真の個体は、県南のコアマモ場で確認したものです
ヒイラギ

on CLICK!!

(分布)本州中部地方以南、四国、九州、朝鮮半島南部、中国沿岸
(県内分布)県内各地
(全長)11cm
【ちょっと一言】
・口を伸ばして底生の小動物を食べます
・体表の粘液が多く「はなたれえば」と呼ばれることがあります
セイタカヒイラギ

on CLICK!!

(分布)琉球列島、インド、西太平洋
(県内分布)五ヶ瀬川水系、大淀川水系
(全長)19cm
【ちょっと一言】
・県内での報告事例は少ない種です
・写真の個体は、大淀川水系で確認したものです
ゴマフエダイ

on CLICK!!

(分布)千葉県以南から琉球列島、インド、西太平洋、紅海
(県内分布)県内各地
(全長)60cm
【ちょっと一言】
・写真の個体は4cmほどの幼魚です
・成魚になると体の色が変わります
・成魚は「ミニ図鑑市場編」で探してみてください
ニセクロホシフエダイ

on CLICK!!

(分布)和歌山県以南の南日本、インド、西太平洋
(県内分布)県南部
(全長)35cm
【ちょっと一言】
・クロホシフエダイに似るが、黒斑の大きさと縦縞の色で見分けられます
クロサギ

on CLICK!!

(分布)千葉県以南の太平洋岸、佐渡、兵庫県以南の日本海側、朝鮮半島
(県内分布)県内各地
(全長)25cm
【ちょっと一言】
・本県では「まけら」と呼ばれることがあります
・驚くと砂に潜ります
・本県にはクロサギの仲間が多く分布しています
クロダイ

on CLICK!!

(分布)北海道南部から奄美大島以北、朝鮮半島南部、中国沿岸、台湾
(県内分布)県内各地
(全長)60cm
【ちょっと一言】
・本県では「ちぬ」と呼ばれます
・産卵期は春で、河口域では夏から秋にかけて稚魚が多く見られます
キチヌ

on CLICK!!

(分布)千葉県、新潟県から奄美大島以北、東シナ海、南シナ海、東南アジア、インド洋
(県内分布)県内各地
(全長)50cm
【ちょっと一言】
・本県では「きびれ」と呼ばれます
・腹びれとしりびれ、尾びれの半分が黄色いのがクロダイとの違いです
・産卵期は秋で、河口域では春先から夏にかけて稚魚が多く見られます
シマイサキ

on CLICK!!

(分布)青森県、富山県以南、朝鮮半島からインドネシア
(県内分布)県内各地
(全長)30cm
【ちょっと一言】
・本県では「すみやき」とも呼ばれます
・大きくなるにつれて、徐々に黄色と黒のコントラストがきれいになります
コトヒキ

on CLICK!!

(分布)本州中部地方以南、朝鮮半島からフィリピン、東アフリカ、インド、太平洋
(県内分布)県内各地
(全長)30cm
【ちょっと一言】
・ヤガタイサキとも呼ばれます
・胸びれのあたりで緩くカーブする3本の縦縞が特徴です
・捕まえると、うきぶくろを使って「グウ、グウ」と鳴きます
ユゴイ

on CLICK!!

(分布)茨城県以南、朝鮮半島、済州島、台湾南部、西太平洋、ポリネシア、スリランカ
(県内分布)県内河川の下流、河口域
(全長)18cm
【ちょっと一言】
・非常に俊敏でなかなか捕まりません
・尾びれの赤い線が印象的です
・県内ではオオクチユゴイも確認されていますが、数は非常に少ないです
チチブモドキ

on CLICK!!

(分布)千葉県以南の太平洋側、小笠原諸島、琉球列島、西太平洋、南太平洋
(県内分布)県内河川の下流、河口域
(全長)12cm
【ちょっと一言】
・カワアナゴによく似るが、やや丸みのある体型です
オカメハゼ

on CLICK!!

(分布)静岡県以南の太平洋側、琉球列島、台湾、マレーシア
(県内分布)県内河川の下流、河口域
(全長)15cm
【ちょっと一言】
・カワアナゴによく似るが、尾びれの縁が透明な点で見分けられます
アベハゼ

on CLICK!!

(分布)宮城県、福井県以南の本州、四国、九州、種子島、朝鮮半島、台湾、中国
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)5cm
【ちょっと一言】
・完全な淡水域では見られません
・ヘドロがあるようなところを好みます
ヒナハゼ

on CLICK!!

(分布)静岡県以南の太平洋側、琉球列島、台湾、フィリピン、インドネシア
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)3cm
【ちょっと一言】
・とても小さく、かわいいハゼです
・成熟した雄は頭部が大きく、体高が高くなります
ゴクラクハゼ

on CLICK!!

(分布)茨城県、秋田県以南の本州、四国、九州、琉球列島、朝鮮半島、台湾、中国
(県内分布)県内河川の下流、河口域
(全長)8cm
【ちょっと一言】
・体側のコバルトブルーの斑点がきれいなハゼです
ウロハゼ

on CLICK!!

(分布)茨城県、新潟県以南の本州、四国、九州、種子島、台湾、中国
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)20cm
【ちょっと一言】
・マハゼに似るが、下あごが出ていることで見分けられます
・かなり大型になるハゼです
アベハゼ

on CLICK!!

(分布)北海道から種子島、朝鮮半島、中国
(県内分布)県内河川の下流、河口域
(全長)13〜25cm
【ちょっと一言】
・秋に釣れるマハゼの天ぷらはとてもおいしいです
・淡水域へも遡上します
ヒモハゼ

on CLICK!!

(分布)青森県陸奥湾から九州南岸、富山県、山口県以南、南西諸島、朝鮮半島
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)4cm
【ちょっと一言】
・名前のとおり、細長いヒモのような小さなハゼです
・柔らかい泥底に潜って生活しています
・本県では準絶滅危惧種に指定されています
シロウオ

on CLICK!!

(分布)函館湾、青森県以南の本州、四国、九州、韓国南東岸
(県内分布)県内河川の下流、河口域
(全長)5cm
【ちょっと一言】
・体は透き通っていて、「おどり食い」で有名な魚です
・五十鈴川では毎年春になるとシロウオ漁が行われます
・シラウオという魚もいますが、こちらはアユやシシャモに近い仲間です
・本県では準絶滅危惧種に指定されています

トビハゼ

on CLICK!!

(分布)東京以西の太平洋岸、瀬戸内海、沖縄島以北
(県内分布)県内河川の干潟のある河口域
(全長)10cm
【ちょっと一言】
・水面を水切りのようにぴょんぴょん跳ねて移動することができます
・干潟の上でも飛び跳ねたり、胸びれを器用に使ってはい回ることができます
・本県では絶滅危惧U類に指定されています
チワラスボ

on CLICK!!

(分布)神奈川県以南、奄美大島、沖縄島、朝鮮半島、済州島、台湾、ベトナム、マレーシア
(県内分布)県内河川の干潟のある河口域
(全長)15cm
【ちょっと一言】
・目は小さく、口にはたくさんの歯がありエイリアンのような顔つきです
・体は細長く、とてもハゼの仲間とは思えません
タネハゼ

on CLICK!!

(分布)神奈川県以南の太平洋岸、南西諸島、台湾
(県内分布)県内河川の干潟のある河口域
(全長)10cm
【ちょっと一言】
・各ヒレが長く、とても優雅に見えます
・砂泥底に巣穴を掘ってすんでいます
ノボリハゼ

on CLICK!!

(分布)千葉県以南、福岡県、五島、琉球列島、台湾、東南アジア、スリランカ、南アフリカ
(県内分布)県内河川の干潟のある河口域
(全長)9cm
【ちょっと一言】
・目の下の黒いラインが特徴です
・頭から腹部にかけて、エメラルドグリーンに輝きます
サツキハゼ

on CLICK!!

(分布)本州中部以南、八重山諸島、済州島
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)4.5cm
【ちょっと一言】
・春、群れをなして中層に浮かんでいるのを見かけます
・頭から尾びれにかけて、黒いラインが入るのが特徴です
・頬のグリーンや腹部のピンクがとても美しいハゼです
ナンヨウツバメウオ

on CLICK!!

(分布)琉球列島、西太平洋
(県内分布)突浪川
(全長)20cm
【ちょっと一言】
・積極的に淡水へは入らない魚です
・写真の個体は幼魚で、枯れ葉に擬態して漂っていました
クロホシマンジュウダイ

on CLICK!!

(分布)和歌山県以南、インド、太平洋
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)35cm
【ちょっと一言】
・河口域で見られるのは写真のような幼魚がほとんどです
・成長すると体色が変わります
・成魚は「ミニ図鑑市場編」で探してみてください
オニカマス

on CLICK!!

(分布)黒潮の影響を受ける地域、東太平洋を除く全世界の熱帯域
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)180cm
【ちょっと一言】
・河口域や岸壁で見られるのは幼魚のみです
・大型のものはバラクーダと呼ばれ、大きな群を作ります
テンジクガレイ

on CLICK!!

(分布)黒潮の影響を受ける地域、インド、西太平洋の熱帯域
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)36cm
【ちょっと一言】
・ヒラメに似るが、体に二つの黒色斑があることで見分けられます
・ヒラメの稚魚も同じようなところで確認できます
サザナミフグ

on CLICK!!

(分布)房総半島以南、インド、太平洋
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)45cm
【ちょっと一言】
・背中側の水玉模様とおなかの縞模様がかわいいフグです
・かなり大型になりますが、毒があるため食べられません
オキナワフグ

on CLICK!!

(分布)紀伊半島以南
(県内分布)県内河川の河口域
(全長)18cm
【ちょっと一言】
・大きな白い水玉模様とおなかの黄色が特徴です
・毒があるので食べられません
クルマエビ

on CLICK!!

(分布)北海道南部以南、韓国、東南アジア、オーストラリア北部、インド洋、地中海東部
(県内分布)県内河川の干潟のある河口域
(体長)15cm
【ちょっと一言】
・夏から秋にかけて小型のエビが干潟で見られます
・誰でも知っているエビではないでしょうか
ウシエビ

on CLICK!!

(分布)東京湾以南、西日本、オーストラリア、南アフリカ東岸、インド太平洋の熱帯・亜熱帯域
(県内分布)県内河川の河口域
(体長)30cm
【ちょっと一言】
・クルマエビの仲間では最も大きくなる種です
・東南アジアでは養殖が盛んで、日本はたくさん輸入しています
・輸入されたウシエビは「ブラックタイガー」という名前で売られています
ヨシエビ

on CLICK!!

(分布)富山湾・東京湾以西の西日本、西太平洋・インド洋の熱帯・亜熱帯域
(県内分布)県内河川の干潟のある河口域
(体長)15cm
【ちょっと一言】
・全身に細かい黒点があります
・やや泥っぽいところに多い感じです
シラタエビ

on CLICK!!

(分布)函館以南、韓国、台湾、中国。
(県内分布)県内河川の河口域
(体長)7cm
【ちょっと一言】
・河口域で調査をしていると、ピョンピョン跳びはねて逃げていきます
・額角が盛り上がっていて、すぐに見分けられます
スジエビモドキ

on CLICK!!

(分布)北海道以南、香港、東南アジア、インド洋東部
(県内分布)県内河川の河口域
(体長)3cm
【ちょっと一言】
・タイドプールでもよく見かけます
・イソスジエビによく似るが、縞模様が少ないことで見分けられます
アカテガニ

on CLICK!!

(分布)岩手県、秋田県以南の本州、四国、九州、台湾、韓国、中国
(県内分布)県内河川の河口域
(甲幅)3.9cm
【ちょっと一言】
・河口近くを歩くと、かさかさと歩いて行くアカテガニが見られます
・ベンケイガニとよく似るが、甲が丸みを帯びる点で見分けられます
クロベンケイガニ

on CLICK!!

(分布)宮城県、青森県以南の本州、四国、九州、南西諸島、台湾、韓国、中国
(県内分布)県内河川の河口域
(甲幅)3.7cm
【ちょっと一言】
・土手に穴を掘ってすんでいます
・雄のはさみは雌に比べて大きくなります
ハマガニ

on CLICK!!

(分布)青森県、福井県以南、南西諸島、台湾、韓国、中国
(県内分布)県内河川の河口域
(甲幅)3.7cm
【ちょっと一言】
・はさみの紫色とそれを縁取るオレンジから歌舞伎役者を思わせるようなカニです
・アシ原に多く、他のカニより堂々とした感じを受けます
アシハラガニ

on CLICK!!

(分布)青森県以南、九州
(県内分布)県内河川の河口域
(甲幅)2.8cm
【ちょっと一言】
・名前のとおり、アシ原で見かけるカニの中では最も多いです

シオマネキ

on CLICK!!

(分布)静岡県以南の太平洋側、四国、九州、沖縄島、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム
(県内分布)県内河川の干潟のある河口域
(甲幅)2.5cm
【ちょっと一言】
・雄の片方のはさみはとても大きくなります
・干潟に巣穴を掘って生活しており、人が近づくとすぐに隠れます
・本県では絶滅危惧T類に指定されています
ハクセンシオマネキ

on CLICK!!

(分布)東京湾以南の太平洋側、神奈川県、四国、九州、種子島、韓国、台湾、香港、ベトナム
(県内分布)県内河川の干潟のある河口域
(甲幅)1.3cm
【ちょっと一言】
・雄の片方のはさみはとても大きくなります
・その大きなはさみが白扇に見えることからこの名がつきました
・干潟に巣穴を掘って生活しており、人が近づくとすぐに隠れます
・本県では準絶滅危惧種に指定されています


【参考文献】

日本産魚類検索 全種の同定第三版(東海大学出版会)
日本の淡水魚 改訂版(山と渓谷社)
決定版 日本のハゼ(平凡社)
淡水産エビ・カニハンドブック(文一総合出版)
淡水産のエビとカニ(西日本新聞社)
日本の淡水性エビ・カニ(誠文堂新光社)
ネイチャーガイド海の甲殻類(文一総合出版)
川の生きもの図鑑 鹿児島の水辺から(南方新社)
水辺のこわざ 改訂増補版(山口県土木建築部河川課)

宮崎県の保護上重要な野生動物(鉱脈社)



宮崎県水産試験場 宮崎県宮崎市青島6丁目16-3 TEL.0985-65-1511 / 宮崎県水産試験場 内水面支場 宮崎県小林市南西方出の山1091 TEL.0984-23-3358

Copyright © 2011 MIYAZAKI PREFECTURAL FISHERIES RESEARCH INSTITUTE. All rights reserved.