収益性の向上等持続的な漁業経営のため、漁業経営の把握と分析、漁場予測等効率化技術の開発を行っています。また、漁業調査船「みやざき丸」では、予測技術検証と資源来遊状況調査のため、日本近海でカツオ・マグロ調査を行っています。さらに、漁獲された水産物の付加価値向上のために、流通や加工技術の開発を行うとともに、未利用・低利用水産物の有効活用のための研究を行い、加工業者等の行う商品開発に対する支援を行っています。
主な研究内容
・沖合漁業の収益性向上
・沿岸漁業の収益性向上
・漁場造成技術の開発
・高度回遊性魚類の資源動向と利用
・水産物の流通と利用の促進
・新規就業者の定着につながる要因分析
漁業調査船「みやざき丸」
環境DNA分析のための採水
水産物の付加価値向上技術の開発
水産資源の高度利用を図り、地域特産品づくりの中核拠点及び県内の加工業者や漁業関係者を対象とした加工技術の実地研修の場として、広く活用することにより、本県水産加工業の発展や地域振興に寄与します。
施設及び設備
〇加工実験室(フード・オープンラボ) 131u
〇設 備
スチームコンベクションオーブン、魚類割裁機、冷却らいかい機、スモークハウス、チョッパーミンチ、
ヒートシーラー、ガスレンジ、高圧蒸気滅菌機、真空巻き締め機、凍結魚切断機、製麺機、
風船デザートマシン、レオメーター、塩分計、pHメーター、色彩色差計、ポータブル型近赤外分光分析器など
主な業務内容
・当施設の加工機器を使用した技術指導
・現地での技術指導
・施設利用を伴わない来場相談及び電話相談
・試験販売用の商品製造のための当施設の有料貸付け
水産物加工指導センター
水産物加工指導センター内部
常温流通品(缶詰め・レトルト商品)の開発