すごいぞ!宮崎の水産業

宮崎の海でとれた魚のゆくえ

1)水揚げ
まず、漁業者が漁獲した魚を港に水揚げします。
その港には普通、漁業者が所属している漁業協同組合が開いている市場(産地市場)があり、漁協の職員が魚を手ぎわよく並べます。
(中には生きたまま水槽にいれるものもあります。)

2)セリ
市場では決まった時間に仲買人と呼ばれる人々がセリ(入札という方法もある)を行うために集まってきます。
セリでは勢いのある大きな声で次々と値段が決まり、一番高い値段を付けた人が魚を買うことができます。

3)運送
買い取られた魚はトラックにのせられて様々なところに運ばれていきます。
例えば、宮崎空港に運ばれて東京や大阪に空輸されるもの、宮崎中央卸売市場に運ばれてセリにかけられるもの、直接スーパーの店頭に並ぶ物など様々です。
また、県内の水産加工業者に運ばれて、干物やてんぷらなどに加工されるものもあります。さらに、養殖魚の餌になるものもあります。
このように漁獲された魚が新鮮なうちに私たちの食卓に並ぶまでには数多くの人の手を経ているのです。


宮崎県水産試験場 宮崎県宮崎市青島6丁目16-3 TEL.0985-65-1511 / 宮崎県水産試験場 内水面支場 宮崎県小林市南西方出の山1091 TEL.0984-23-3358

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